あなたが思い描いている雑貨カフェのオープンを実現するためには、まず最初に「
どのようなお店(雑貨カフェ)を作りたいのか?」 というこれからの指針となるべきショップ・コンセプトを明確にする必要があります。
これははじめて自分のお店を開くうえでも、とても大切なことですから、決して手を抜かずできるだけ具体的に細部までを検討し、紙に書き出してみて下さい。

雑貨カフェはその名のとおり、雑貨店とカフェをくっつけていっしょに営業するお店ですからいわばふたつの業種をあわせたような複合業態店になります。
どのようなお店を作るのか?を具体化させていく上で一番必要なのは、この2つの業態のテイスティングを同じにしなければならないということです。
扱う雑貨のカテゴリーによって、カフェコーナーのイメージも自ずと決まってきます。
仮にヨーロピアン調の雑貨を扱うのであれば、カフェの内装の雰囲気、設置するテーブルや椅子などの調度品、お店で使用するティーカップなどの器類も当然、同じテイスティングのモノをそろえなければ全体としてアンバランスなお店となってしまいます。
食器などの生活雑貨類も取り扱う既存の雑貨カフェには、カフェで使用するカップや食器類をそのまま店舗で販売しているようなお店も少なくありません。
そこでまず最初に、あなたがどのようなラインの雑貨商品を販売する雑貨カフェをオープンしたいのか?を決めてみましょう。
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ひとくちに雑貨といっても、そのジャンルは多岐に渡ります。









など、など・・・・ また、そのテイストもそれぞれに「アーリーアメリカン調」 「プロヴァンス調」「ヴィクトリア調」 「ハイテック調」 「ポストモダン調」・・・ というように、さらに細かく種別することもできます。
これらの分類の中で、あなたはどのような雑貨を取り揃えた雑貨カフェを作りたいのか?を考えてみて下さい。
今まで頭の中でボンヤリとイメージしていたモノをもっと具体的に落とし込んで、まずは以下の4項目に関してわかりやすいように紙に書き出してみましょう。




ひとつの例として、取り扱う商品系統は「今人気のあるナチュラルテイストの北欧雑貨」 品揃えとしての中心商品群は「友人、知人への手軽なギフトにもなるティーカップなどの食器類とちょっとおしゃれな北欧テイストのステーショナリーやインテリア小物」 商品価格帯は「衝動買いをしてもらえるようなお手頃価格の1000〜2000円内を中心とし、高くても10000円以内くらいまで」 商品展開は「お客様に楽しんでもらえるように、カラー展開よりもアイテム数を増やした多品種での品揃えを心掛ける」
このように取り扱う雑貨のテイストがはっきりすれば、自ずと店舗のイメージも固まってくるはずです。
それにともない内外装の雰囲気やカフェの調度品、またお店をオープンするのにふさわしい地域なども具体化されてくるはずですから、まずは第一ステップとしてどのような雑貨カフェを作りたいのかを具体的にまとめてノートに書き出してみましょう。
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