不動産屋さんと店舗の賃貸契約も無事完了。 お店の内・外装工事の打ち合わせも済ませ改装作業が始まれば、あなたの雑貨カフェをオープンするために必要なさまざまな準備にも取り掛からなければなりません。
一般的には、不動産屋さんと物件の賃貸契約を交わしたその日から、日割り計算で家賃と電気代や水道代などの光熱費を借主のあなたが負担するようになります。
雑貨カフェの場合は商品を販売する雑貨店と飲食類を提供するカフェの複合店ですからオープンのためにそろえなければならない備品等も2種類分が必要になってきます。
それでは、あなたが雑貨店を開店して、スムーズに営業してゆくために準備すべき事を具体的にあげてみます。
まずは、雑貨販売とカフェで必要なそれぞれの備品類をそろえておきましょう。
雑貨を販売する上で必要な資材としては、お買上げいただいた商品をお包みする包装紙やお買い物袋類、プレゼント用にお包みするためのリボンやステッカーなどのラッピング材をオープンまでに用意しておかなければなりません。
どのような雑貨を販売するかによって、当然そろえる包装資材も代わってきますが、雑貨販売に重点を置く場合には、包装紙やお買い物袋もそれなりのデザインのものをそろえることをおすすめします。
主要都市やある程度の人口規模がある地方都市では、パッケージプラザのような業務用のさまざな包装資材を専門に扱っている店舗もありますから、そちらに行ってみてお気に入りのデザインの包装紙やリボンなどを買いそろえても結構です。
そのような専門店が近くにない場合は、大手卸問屋のセルフ大西が経営している店研創意やシモジマといった業務用資材の大型専門店を利用すれば問題なくそろえることができます。
既製品ではなく、あなたのお店オリジナルのお買上げ袋や包装紙を作りたい場合にも、店研創意は、既存の印刷屋さんなどの比べ、比較的少ロットで発注することができますからとても便利です。
また、アジアン雑貨や手作り雑貨などを主に販売する場合などには、店名入りのデザインスタンプを製作しておいて、無地の紙袋に押したものをお買上げ袋として使用すれば格安で商品の雰囲気にマッチしたオリジナリティーを出すことも可能です。
カフェでそろえておかなければならない備品は、お店で使用する食器類が中心となります。
カフェの座席数とメニューの内容にあわせて、必要な数のカップ類やサイズ別のお皿をそろえておかなければなりません。
また、テーブル数や座席数にあわせてメニューも作成しておきましょう。
手書きでもパソコンで製作したものでもかまいませんので、お店の雰囲気にあわせてどのようなメニューを作るか考えてみてください。
メニュースタンドなどを使用する場合には、さきほど紹介した店研創意でそろえることができますし、そのほかにもナプキン&ナプキンスタンド、お会計伝票&伝票ホルダーやお客様のお席に運ぶためのトレーなど、カフェにはかかせない備品も豊富なデザインの中から選ぶことができます。
そのためには、お店のオープン予定日を設定して、それまでに1日でも無駄な日を過ごすようなことのないように日々の細かな行動計画表を作ることをおすすめします。
たとえ結果的に予定通りにいかなかったとしてもキチンと1日、1日の行動予定を決めていれば、進行具合もわかり、おのずと気構えも違ってきます。
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