JCB,VISA,Master Card等に代表される各種クレジットカードは、どなたでも1枚以上はお持ちだと思います。
大手スーパーや個別のショップなどの提携カードを入れると、ひとりで何枚もクレジットカードを所持されているような方も今ではめずらしくありません。
お買い物金額に対して優待制度やポイントが加算されていきますので、積極的にカードを使用されてる方もどんどん増えています。
このように、ほとんどのお店でカードでの支払いが可能になった現在では、お客さんの利便性のためにも、あなたのお店でもカードで決済できるようにしておくことも必要です。特に最低でも、大手2社のJCBとVISAのカードは、取り扱えるようにしておきたいです。
加盟に際して加盟金等は一切かかりませんが、売上げ額に対して5%前後の手数料をそれぞれのカード会社に支払うようになります。
仮にあなたの雑貨カフェで、1万円の雑貨商品を販売した場合、カード会社から後日振り込まれる商品売上げ代金は手数料500円を差引かれた9500円となります。
口座への振込は、大手のカード会社では、通常1〜15日までの間の売上げ分はその月の末日、15〜末日までの売上げ分は、翌月の15日に支払われるパターンが多いです。
その他、信販系や提携カードの〆日等に関しましては、各カード会社によりまちまちとなります。
商品販売時にお客さんが選択されるお支払方法は、基本的に1回払い、2回払い、ボーナス一括払いになりますが、それぞれにカード会社からの振り込み日は違ってきます。
仮にお客さんが2回払いを選択された場合は、お店への支払も2回に分けて振り込まれる場合もあります。
詳細は加盟契約時に送られてくる約款に記載されていますから、そちらを参照してください。
雑貨カフェの場合、アパレルショップなどのような高額な売上げ金額になるケースは、比較的少ないと思われますから、一律一回払いのみでの対応に限定されても良いと思います。
お客さんがカードで商品を購入された場合の清算処理は、CATやポスなどの端末を利用してカード認証をする方法と手動のインプリンターを使用する方法の2通りがあります。
おすすめするのは、CATなどの専用端末を利用する方法です。
あなたも今までカードを使用して何かを買われた時に、レジの横などに置いてある小さな機器(端末)にカードを通されると売上げ伝票に購入代金が印字されて出てきて、署名欄にサインを求められた経験が何度もあるはずです。
この端末機を利用すると、すべてのカード会社の売上げを一元管理できますから、事務処理がとても簡単になります。
端末機は光回線、電話回線、LAN接続全てが可能なタイプと接続方法が限定された機種とに分かれますが、導入に際してレンタル料等を請求される場合もありますので、無償設置が可能なカード会社にお願いしてください。
また、あなたがカードでの購入頻度が低いと思えるような、比較的安価な雑貨商品の販売を考えられている場合は、取りあえず最初は手軽な手動インプリンターで対処するようにしてオープン後の様子を見てからCAT端末の導入を考えられても良いでしょう。
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手動インプリンターは、きめられた位置にお客さんのクレジットカードをセットして、その上に各カード会社別の専用伝票を置いて、機械で押し刷りして使用します。
通常売上げ伝票は3枚綴りになっていて、1枚目がお客様用控え、2枚目が販売店用控え、3枚目がカード会社への送付用となっています。
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この売上げ伝票を、〆日までにそれぞれのカード会社に郵送して初めて売上げとなります。
もし、うっかり伝票を送り忘れたり、紛失した場合には売上げ代金の回収ができなくなりますから、気を付けてください。
加盟手続きから承認までには2〜3週間ほどかかりますから、ショップのオープンと同時にカードの取り扱いができるようにしておくためには、早めに申請手続きを行いましょう。
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